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人生を少しだけ豊かにするアイデアを紹介

人の心をグッと鷲掴みにしてしまう、驚異のプレゼン7つの原則

プレゼンの仕方一つで、聞き手の関心や興味は一気に変わる。
まずは、この動画を見て欲しい。


ウィル・スティーヴン 「頭良さそうにTED風プレゼンをする方法」


これは、全く意味のないスライドを映しながら、いかにも意味ありそうにプレゼンをしている映像だ。
このように、全く意味のない事柄であっても、プレゼン一つで人の興味を引きつけることができる。

今日は、プレゼン初心者でも明日からすぐに実践できる7つのコツについて紹介していく。

ビジネスマン

1.導入で聞き手の心を「つかむ」

プレゼン導入の「つかみ」を成功させることで、聞き手の意識を前向きに変えることができる。
聞き手を自分のファンにさせる非常に重要なパートだ。
ここで失敗してしまうと、プレゼンの途中で聞き手の気持ちを取り戻すことはとても難しくなる。

また、「つかみ」を成功させたとしても、その後続くプレゼンの内容と全く関係のない「つかみ」をしてしまうと、プレゼンの途中で「導入部の話は一体何だったのか」と疑問を抱かせてしまい、効果が薄れてしまう。
「プレゼンで伝えたい事」と「つかみ」の内容が繋がることで、プレゼンの効果が一層高まる。

「つかみ」のパターンはいくつもあるが、簡単な3つのパターンを紹介する。

1-1ショッキングな話

「僕がこのプレゼンを終える頃には、飢餓によって1,000人の命が失われます」

1-2問いかける

「日本は毎年2,000万トンもの食糧を廃棄しています。この食料で、飢餓に苦しむ人を5年間救うことができます。なぜ、食料の廃棄を無くすことができないのでしょうか」

1-3想定外の演出で驚かせる

Apple創業者スティーブ・ジョブズがスタッフから1通の封筒を受け取ると、封筒の中から書類を出す仕草をする。
そこから取り出したのは、書類ではなく「Macbook Air」だ。

マイクロソフト創業者であるビル・ゲイツは、TEDのプレゼンで蚊を入れたガラス瓶を持ち出して、こう言った。
「ご存じのとおり、マラリアは蚊が媒介します。みなさんにも体験していただこうと思って、今日は何匹か連れてきました。ちょっとばかり自由にしてやりましょう。貧しい人しかこんな体験ができないというのも、おかしな話ですから」

2.ノイズの除去

「えー」「あー」「要するに」「というか」「逆に」等の言葉は、意味をなさないばかりでなく、聞き手にとってはノイズでしかない。
緊張すればするほど、静かな「間」に耐えられず、余計なノイズを発してしまいがちだ。
このノイズは繰り返される度に聞き手の耳に残り、プレゼンが終わる頃には「ノイズ」しか耳に入らず肝心のプレゼン内容は全く届かない。

自分のプレゼンを動画で撮影するなどして、ノイズを完全に除去するよう繰り返し練習しよう。

3.適度な間

疑問を投げかけたら、聞き手が考える時間を数秒置く。
スライドを切り替えたら、伝えたいことを端的に述べて数秒置く。
「こちらのグラフをご覧ください」と伝えて数秒置く。

聞き手は、プレゼンターの話を聞き、スライドを読み、頭を整理するため、適度な時間を与える必要がある。間を置くことで、聞き手を置き去りにすることなくプレゼンを聞きやすいと感じる。
全く間を置かない一本調子の説明は、聞き手に何も届かない。

会議室

4.プレゼン資料を読まない

プレゼン資料に書いてある文字を、順番に追って話すことは、聞き手の関心を低下させる。
資料を読むだけであれば、わざわざプレゼンをする必要がない。メールで資料を添付すればいい。

プレゼン資料には要約やポイントだけ(原則、1スライド1メッセージ)を書き、それを自分の言葉で説明するからこそプレゼンは価値が出る。
話を聞く、資料を読む、という2つの行為をバランス良く聞き手に仕掛けることでプレゼンの効果が増す。
「聞く」「読む」のどちらが欠けても価値がない、2つ揃って初めて意味をなす、それが良いプレゼンである。

5.ベネフィットを伝え、パワーワードを駆使する

ベネフィット

聞き手にとってのベネフィット(利益)をきちんと伝えよう。
「我々は、100GBの音楽プレイヤーを開発しました」
ではなく、
「この音楽プレイヤーで、12,000曲をいつでも持ち歩くことができます」
と伝えることで、聞き手は具体的な利用シーンや、それによって得られるベネフィットを直感的に評価することができる。

技術的な性能やスペックの羅列だけでは、聞き手は退屈だ。

また、「今まで不可能とされていた」「長い年月をかけて」等、プレゼンターの自慢話や苦労話も、ほとんどの場合意味がない。

パワーワード

重要なポイントは、パワーワードをさりげなく駆使すると効果的だ。
パワーワードとは強調語のことで、
「このビジネスで、成功を収めましょう」
というよりも、
「このビジネスで、新たな歴史を作りましょう」
「このビジネスで、新たな世界を創造しましょう」
という方が、聞き手の気持ちを感情的に揺さぶることができる。

ただし、こういったパワーワードをあまりにも多用すると嘘っぽく伝わってしまったり、チープな印象を与えてしまう。
重要な決め手となるポイントで効果的に使おう。

6.情熱

プレゼン全体を通して、一番重要な要素は「情熱」だ。
どれだけ高度なプレゼンテクニックを駆使しても、情熱がないだけで聞き手の感情はネガティブに働く。

情熱を持って語るのは、開発の苦労話や自分の自慢話ではない。
ユーザにとって、どれだけのベネフィットがあるかという一点だ。
情熱と自信を持って語ることで、プレゼンの場でユーザ体験を疑似体験させ、その未来を共有する。
情熱をより効果的に伝えるために、ステージを歩いたり、身振り手振りを添えたり、説明に抑揚をつけたり等、細かなテクニックも駆使したい。

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7.練習

スティーブ・ジョブズにしても、東京オリンピック招致団にしても、プレゼンまでに相当の練習をしたと言われる。

セリフを口からではなく心から語ることができるまで、完全に自分のものにする。
スライドを切り替えるタイミング、身振り手振り、間、全てを完全にコントロールできるようになるまで、徹底的に練習する。

練習をする時は、本番をイメージしてプレゼンを行い、動画に録画して見直し、修正する。
出来れば、プレゼンを得意とする人に事前に見てもらう。

徹底的に練習すれば、プレゼンの成功確率はぐんと上がり、失敗したとしても失敗のポイントが明確になるので次のプレゼンに向けた修正が容易だ。