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【ジャズ初心者向け】これだけは聴いておきたいジャズの名盤10選

ウイスキー

僕は音楽が好きだ。

ロックからダンス・ミュージック、クラシックまでジャンルを問わず色々と聴いている。
一番好きなのは、声の入っていないインストゥルメンタル音楽だが、中でもジャズをよく聴く。

特にジャズは、自分を日常から切り離して、自分だけの世界へ没頭させてくれる。
ふと気がつけば、ウイスキーを飲みながら体が勝手にスイングしているような状態になる。これがたまらない。

ジャズというと何だか敷居が高い音楽だと思われることが多いが、決してそんなことはない。むしろ、庶民の音楽として広まった音楽なのだ。
ジャズの歴史や成り立ち、どのミュージシャンが誰の影響を受け、どのコンサートホールが良い悪い等、音楽のみならず知識的な情報もジャズ好きの間ではよく語られるが、音楽を楽しむのにそういった周辺知識は要らない。
何も考えず、単純にジャズの音やセッション、息遣いを感じることが一番だ。理屈で聴いている訳ではない。

今回は、「ジャズを聴いてみたいが、何を聴けば良いのか分からない」といった人に向けて、僕が約15年かけて聴いてきた数あるジャズアルバムの中から特におすすめするジャズの名盤を紹介したい。

1. Waltz for Debby (Bill Evans)

WALTZ FOR DEBBY

WALTZ FOR DEBBY

ビル・エヴァンスは、僕が一番好きなジャズ・アーティスト。
これだけ繊細で丁寧なピアノで、オーディエンスの心を躍らせるメロディは何度聞いても聞き入ってしまう。鍵盤の上を指が踊っている様子が目に浮かぶ。
この「Waltz for Debby」というアルバムは、僕が一番最初に買ったビル・エヴァンスのアルバムだ。このアルバムを契機に、ビル・エヴァンスのアルバムを買い漁った。

2. At the Village Vanguard (Great Jazz Trio)

アット・ザ・ヴィレッジ・ヴァンガード

アット・ザ・ヴィレッジ・ヴァンガード

  • アーティスト: ザ・グレイト・ジャズ・トリオ,ハンク・ジョーンズ,ロン・カーター,トニー・ウィリアムス
  • 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック
  • 発売日: 2015/02/04
  • メディア: CD
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1曲目のかっこいいドラムを聴くと、体が勝手に動き出す。このドラムは、是非音の良いオーディオで目を瞑りながら大音量で聴いて欲しい。
トリオのそれぞれが別の個性(攻撃的、保守的、マイペース)を持ちながら一つに上手くまとまっている。それぞれのソロパートも魅力だが、即興ならではのドキドキ感とバッチリサビで心が通い合う瞬間が痺れる。とても聴きやすく、初心者にも丁度良い。これぞ、ジャズ。“グレイト”ジャズトリオの名にふさわしい1枚。
一見、音楽とは関係なさそうなジャケットもかっこいい。

3. BITCHES BREW (MILES DAVIS)

BITCHES BREW

BITCHES BREW

ジャズを知らない人でも、マイルス・デイビスの名前を知っている人は多い。
マイルズとしては2枚目の作品で、エレクトリックな要素を含む当時としては画期的な楽曲が多い。ダブルドラム、ダブルベースといった少し分かりにくいチームで演奏する曲もあるが、それぞれ自由に演奏していると思ったら一気に絡み合うといった即興的な要素が聴いていて面白い。
リマスター、リリマスターなど、何度もリマスタリングされるほどの名盤。

4. SAXOPHONE COLOSSUS (SONNY ROLLINS)

SAXOPHONE COLOSSUS

SAXOPHONE COLOSSUS

テナーサックスといえばジョン・コルトレーンかソニー・ロリンズと言われるほど有名な奏者。ソニー・ロリンズの最高傑作と言われるアルバムだが、とても聴きやすい。ソニー・ロリンズのアルバムは何枚か持っているが、やはりこのアルバムが一番好きだ。
カフェやバーでもよく流れており、「聴いたことがある」曲もあるのではないだろうか。
「ジャズが好きです」と言う人は、絶対と言っていいほど所有している一枚。

5. BALLADS (JOHN COLTRANE)

BALLADS

BALLADS

先にソニー・ロリンズを紹介してしまったが、ジャズでテナーサックスと言えばジョン・コルトレーンだ。
BALLADSというアルバム名からも分かる通り、バラード調のゆったりと優しい曲が多い。BGMとして聴くのも良いが、きちんと腰を据えて聴くと、その温かさを感じることができると思う。
聴けば聴くほど、不思議と耳に馴染んでいき心の安らぎを感じることのできる、奥が深い名盤。

レコード

6. COOL STRUTTIN’ (SONNY CLARK)

COOL STRUTTIN' '99

COOL STRUTTIN' '99

ソニー・クラークは本場アメリカでは全くの無名だったが、日本のジャズ喫茶で流行ったことから日本ではとても有名なアルバム。
パッと聴くと正統派のジャズに聞こえるが、何となく哀愁じみた雰囲気は日本人に合っていたのかもしれない。
僕自身はジャズ喫茶ブームを生きていないため当時の事はよく分からないが、ジャズを好きな知人(ジャズ喫茶ブームを生きた先輩)からの紹介でこのアルバムを知った。
あまり複雑な演奏はないため、BGMとして聴いても調度良い。そういう意味でもジャズ喫茶で流行したのかもしれない。

7. Art Pepper Meets The Rhythm Section (Art Pepper)

Art Pepper Meets The Rhythm Section

Art Pepper Meets The Rhythm Section

マイルス・デイビスのリズムバンドである「ザ・リズムセクション」を従えてのアルバム。
1950年代のものとは思えないくらい、とても良い音で録音されている。とても軽やかなリズムに、アート・ペッパーのアルトサックスが心地良く乗っている。
BGMとして聞き流しても、とてもオシャレなジャズだ。
1曲目の"You'd Be So Nice To Come Home To"は、アート・ペッパーと言えばこの曲、と言っていいほどの代表作。このレコーディングを、リハーサルなしでほとんどぶっつけ本番で挑んだというから驚き。

8. Moanin (Art Blakey)

Moanin

Moanin

ファンキー・ジャズと言われるほど、とてもファンキーでノリの良いジャズ。
アルバムのタイトルにもなってる"Moanin"は、誰しも聴いたことのあるフレーズだと思う。ドラムソロもかっこよく、特にロックを好きな人は入りやすい。
超有名なジャズトランペッター、リー・モーガンも参加しており贅沢なジャズを楽しめる。
楽しんで演奏していることが伝わり、ジャズのアドリブ演奏の良さを実感できる一枚。
ジャズを聴かない僕の友人は、このアルバムをきっかけにジャズを聴きだしたくらいだ。

9. Blue's Moods (Blue Michell)

Blue's Moods

Blue's Moods

とても優しいトランペット。音の出だしが完璧。
ジャズの名盤をまとめる雑誌やサイトをよく見るが、このBlue Michellが取り上げられることは少なく、不思議だ。ものすごくシンプルに聴こえるが、聴けば聴くほどその音の深さに気づくはずだ。サム・ジョーンズがベースを弾いているのだが、彼のベースがこのアルバムの安定感を支えていると思う。
こんなベースに乗せて、自由にトランペットを吹いてみたいと思った一枚。

10. Moon Beams (Bill Evans)

Moon Beams

Moon Beams

今回紹介するジャズアルバム10選は、10枚とも違うアーティストにしようと思っていたが、最後はもう一度ビル・エヴァンスになってしまった。
ビル・エヴァンスのアルバムの中では、少し雰囲気が異質で静かな曲調が多い。今までビル・エヴァンスのベースを弾いていたスコット・ラファロが事故で亡くなり、次のベーシストであるチャック・イスラエルがベースを弾いた初めてのアルバム。チャック・イスラエルのベースは癖がなく、とても聴きやすい。
今までのメンバーを失ったことによる悲しみのようなものがアルバム全体に漂っていて、それが思慮深さや凛とした静けさのような雰囲気を醸し出している。
やはり僕はビル・エヴァンスが一番好きなようだ。


VOICE OF BLUE 舞台上で繰り広げられた真実のジャズ史をたどる旅

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