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間違いだらけの「カメラの選び方」【永久保存版】

ニコン&キャノン

カメラを選ぶのは、本当に楽しい。

キャノンにしようか、ニコンにしようか。最近はミラーレスも進化してきたな、そろそろフルサイズに移行しようか。
手元のレンズ資産を考えると、このボディのコスパが高そうだ。
何万画素あって、エンジンは何で、フォーカスが何点、SDカードスロットがダブルかシングルか。連射がどうこう。

ものすごく高い買い物であるが故にとことん検討したくなるし、なにしろ「カメラ」というガジェット自体が魅力満載だ。
実際に、僕自身もこの工程がとても楽しい。ものすごく、よく分かる。

しかし、みんな間違っている。
価格が高く、比例して高性能、ミラーレスよりもフルサイズ。だからと言って、良い写真が撮れる訳ではないのだ。


新製品が発表になるとインターネットで機能やスペックで熱狂的な議論が交わされ、それに同調してしまう自分に気付いてはハッとする。

僕の好きな写真家には、昔の写真家も多い。
最近では、ヴィヴィアン・マイヤーという1950年代から撮影を始めた写真家が好きなのだが、1950年代のカメラで撮った写真がとても生き生きしている。当時は、レタッチソフトなんてものも存在しない。
性能=写真の良し悪し、が成り立つのであれば古い写真は自然に淘汰されていくはずである。
しかし、実際は決して色褪せることはない。

恐ろしく性能が低いカメラで撮られた写真でも、驚くほど感情を揺さぶってくる写真は多い。写真の本質は、こういうところにあるのだ。

シャッターを切る前、まずは自らの目で景色を切り取る。
この行為で、写真を撮る作業の「99.9%」は終わっている。カメラは、自分が切り取った景色を記録するための媒体でしかない。

カメラ歩き


自分の目で景色を切り取る、ということに集中してこだわっている人は、一体どれだけいるだろうか。

自分の切り取った目の前のイメージを、そのまま写真に残す。
自分の切り取った頭の中のイメージこそが、良い写真かどうかの決め手なのだ。

良い写真を切り取ることができて初めて、イメージ通りに記録を残すことができるカメラを選びたい。
しかし、完全な景色を頭の中で切り取ることができたのなら、カメラの性能によって「写真」が劣化することはない。
著名な写真家であれば、インスタントカメラでも良い写真を残すことができるだろう。
「弘法筆を選ばず」とは、まさにこのことだ。

カメラが欲しいのか。良い写真を撮りたいのか。

カメラ選びに迷ったら、今一度立ち返ってみよう。