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「仕事ができる人」になるための考え方と具体的な実践方法について

仕事ができるオトコ


仕事ができる人と、仕事ができない人がいる。

以前、このブログでも「仕事ができる人と仕事ができない人の14の決定的な違い」という記事を書いたが、この記事はあくまでも結果的に見えている違いについてまとめただけであり、「どうすれば仕事ができるようになるのか」については触れていない。
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そこで今日は、「仕事ができる人」になるための考え方と、具体的な実践方法について、質と量の観点から僕なりの考えをまとめてみたので紹介する。

仕事の質を上げる

仕事の全体像を把握する

今取り組んでいる目の前の仕事は、プロセス全体で考えるとどの工程だろうか。
一番上流の工程はどこの部署で、どんなことをやっているのか。
自分の後工程はどの部署に流れて、どのように処理されていくのか。
最終的に、どのような形でプロセスが完了するのか。

全体が見えていないと、自分の仕事の最適な形を理解することができない。そのため「とりあえず情報を集めます」「とりあえずスライド作ります」と場当たり的に手を動かして、最終的には意味のない作業になってしまうことも多々ある。
全体が見えていると「そもそも、この工程は不要ではないか」「こうした方が、もっと効率が良い」という全体最適を意識するようになっていく。

仕事の目的を理解する

仕事のプロセス全体が見えてくると、「何のためにこの仕事をしているのか」が分かってくる。そうすると、目の前の自分の目的や目標が、プロセス全体の最終目的と一致しているのかが見えてくる。大企業の中で行われているような複数の部室をまたがるプロセスの場合は、自分の仕事の目標と、仕事全体の最終目的が異なっていることが往々にして存在する。
例えば、大半のお客さんにとって迷惑でしかない電話による無作為営業をして、支店の営業成績を求めることは愚の骨頂だ。支店にとっては、お客さんに迷惑がかかろうか関係ない。とにかく「今月、○○件の新商品を販売すること」だけを考えれば良いのだ。しかし、会社全体のことを考えれば、電話営業は止めて別の告知方法を考えたり、営業する必要性を見直したり、商品自体を見直してみる必要すら出てくるかもしれない。

目の前の細かいタスクに追われて単純な作業者になってはいけない。
ひとつひとつの仕事の意味、目的をしっかりと考え、自分の仕事の最終的な成果(自分の手を離れた後の最終的な成果)に対してコミットメントし、説明責任を負う。
こういったことを真に実践しようとすると精神的にもかなりタフなことではあるが、きちんと仕事全体の目的を理解している人の仕事は質が高く、今後も長く一緒に仕事をしたいと思える。

少しずつ大きな仕事を手に入れる

組織に属しているのであれば、上司がやっている仕事は全て奪うくらいの気持ちでいい。

他の部室との調整、上司の上司となる人(例えば役員)との調整は全て引き受ける。
資料作りも全て引き受け、最終結論と結論に至るまでの根拠を全て用意する。
上司が質問しそうなこと、疑問を抱きそうなことは、予め調べておく。
資料に記載されている単語は、全て意味を理解する。
上司は最終的に決裁権限だけを行使してくれれば良いのだ。

この状態を構築できれば、上司からさらに大きな仕事を任せられる。
この繰り返しと経験の積み重ねで、仕事の質がどんどん上がっていく。

とはいっても最初から大きな仕事を全て奪うのは、逆効果になってしまうので注意が必要だ。
まずは上司の仕事を観察し、なるべく小さな仕事から少しずつ奪っていく。特に、面倒そうな仕事を率先して引き受けると効果が高い。

「上司のくせに仕事をしない」と思っている内は、自分自身で成長の機会を無くしていると思った方が良い。
あなた自身が組織や会社を代表して説明責任を果たし、時には謝罪し、周りを元気付けていく。それくらいの気概が必要だ。

仕事の量を増やす

時間は平等であるので、1人の人間がこなせる仕事の量など、たかが知れている。
いくら質の高い仕事であっても、人の何倍も時間をかけていては評価されない。
人よりも早く、たくさんの量をこなすからこそ、初めて質の高い仕事が評価に値する。

仕事の量を増やすのは簡単なことではないのだが、常に効率性を考えて仕事をすることで仕事にかかっている時間を減らしていくことができるはずだ。

  • 朝10分早く出社する。
  • メールの署名登録に「お世話になっております。○○です」と登録しておく。
  • 無駄な会議を減らす。(非生産的な無駄な会議は多い)
  • 定型的な仕事は、部下や後輩、派遣社員にどんどん任せていく。
  • よく使う形式(パワーポイントやワード等)は雛形化しておく。
  • PCのデスクトップやメールは、不要なものはすぐに削除する。(どこに何があるか分からず、検索に時間がかかることを防止する)

上記はほんの一例だが、こういったことを繰り返していくと、仕事は今までよりも短時間で片付くようになる。(思っている以上に、非生産的で無駄な仕事は多いはずだ)

本棚

仕事の質と量を増やしながらすべきこと

仕事の質を上げ、量を増やすことによって、今まで拘束されていた時間から開放される。

開放された時間を有効に使うことで、付加価値の高いクリエイティブな仕事に没頭する時間が増えたり、読書やセミナーへの参加等、仕事の質を上げるための知識やスキルを身につける時間に振り向けることができる。
しかし、「何かしよう」と漠然に思ったまま何も手につかずに過ごしてしまうケースは多い。こういった時は、無理やりにでも「すべきこと」(to do ではなく have to do)を決めてしまうのが有効だ。

  • 1日30分読書する。
  • 月に1日はセミナーに参加する。
  • ブログ等に考えをまとめる。
  • 週に1日は社外の人と食事をする。
  • 週に2日はジョギングをする。

自分自身が成長することによって、さらに仕事の質を高め、仕事の量を増やしていくことができる。
「仕事ができる」と言われている人は、ほとんど自然に(場合によっては無意識に)こういったことを実践している。仕事ができる人と、仕事ができない人の差は、こういった普段の考え方や行動に起因しているのだ。
このスパイラルに入って成長していくことを意識して「仕事ができる人」になろう。


もし、ピーター・ドラッカーの「プロフェッショナルの条件」を読んでいないのであれば、この機会にぜひ一読することを薦める。

プロフェッショナルの条件―いかに成果をあげ、成長するか (はじめて読むドラッカー (自己実現編))

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