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「価値のある意見」を言い続ける人に共通する4つの原則

散歩


同じ意見であっても、ある人が言うと納得感も説得力もあるのに、別の人が言うと内容が薄っぺらで意味がないように聞こえることがある。
仕事をしていて何か困ったことがあったら、もしくは何か調べたいことがあったら、「あの人に聞いてみるか」と真っ先に思ってもらえる、そういう人が存在する。
そういった人の意見は継続的に採用され、結果を出し続け、最終的にその人はしっかり評価され、次の意見も通りやすい。このグッドスパイラルに身を置くことが成功への道筋だ。
僕自身もそんな価値のある意見を伝え続けていく存在でありたいと思い、日々勉強している。

今日は、「価値のある意見」を発信し続けている人に共通する、4つの原則について紹介していきたい。

徹底的に考え抜くこと【原則その1】

その意見は、徹底的に考え抜いた結果だろうか。
あまり考えられていない意見(冒頭でいうBさん的意見)は、全く突き詰められていない。ちょっとした疑問を聞くと、「少々お待ちください」と言って手元資料の同じページを何度も言ったり来たりして返事がないか、「まさに検討している最中です」等と役に立たない回答で逃げる。

ぱっと自分が思いついたばかりの意見は、生まれたての未熟な意見だ。
最低でも「なぜ、それが言えるのか」を最低3回、できれば5回繰り返して意見を叩いて欲しい。そして、「そこから何が言えるのか」を考えて欲しい。
「前後の広がりがない」意見は非常に薄っぺらで、周囲の人からは一瞬で「何も考えていないな」と見抜かれてしまう。

考えて、考えて、考え抜く習慣をつけよう。そして、自分オリジナルの意見を導き出す工夫をしよう。
良書を読み知見を深め、多くの人と議論して多角的な視野を身に付け、全体を俯瞰して物事を捉えよう。
本質的かつロジカルな「自分オリジナル」の意見を提案し続けることで、あなた自身のプレゼンスはどんどん高くなり、意見は価値のあるものになる。

相手の状況を十分に配慮すること【原則その2】

価値のある意見は、現実的でなければならない。
それにも関わらず、とりあえず「教科書的」な正論を言うだけの人が多い。教科書的な正論は、教科書を見れば分かるから要らないのだ。意見を求めている人は、教科書的な意見を求めている訳ではない。
人員不足や知識不足、実際的なプロセス等、ビジネスには考慮すべきことはとても多い。そういった諸々の相手の事情を十分に考慮し、「正論はこうだが、現実的にはここで着地させるのが最適ではないか」というように、実務的で現実的な意見を言ってくれると、次回からも相談しようと思える。
こういった現実を無視して、自分の言いたい正論を延々と話し続ける人には、ほとほとうんざりする。(自分自身がこうなっていないか振り返ってほしい)

誰かから相談を受けた場合も、相談相手が何を困っているのか、何が改善されれば良いのか、想像力をしっかりと働かせて現実を見つめて欲しい。
相手の立場や状況をしっかりと理解し、それに合った行動をしなければ、誰からも意見を求められなくなる。

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信念を持つ【原則その3】

自分の信念を持っていない人の意見は薄っぺらい。
例えば、何か意見を言われると「持ち帰って検討します」「上席に確認します」とすぐに引っ込めてしまう場合だ。他にも、「上席がこう申しておりました」「上層部の意向です」と言った付言も同様だ。
「あなた自身は、一体どう思っているの?」「この人と話しても結論が出ない」と思わせてしまった時点で、その人自体の価値は全くなくなる。ただのメッセンジャーでしかなく、非生産的で不要な存在になってしまう。そんな人といくら意見調整をしても、永遠に前に進まない。

あなたの意見に価値を付けるには、「自分はこう思っている」とはっきり自分の考えを自分自身の言葉で伝える切ることだ。
時には、相手と敵対するかもしれない。それでも、「自分の考え」として、意見を言い切ることはとても重要なことなのだ。
反論があっても歓迎し、案件を前に進めるために徹底的に議論しよう。なぜならあなたは、相手以上に徹底的に考え抜いたはず(ルールその1)だからだ。議論は喧嘩ではなく、仕事に付加価値を付けるために必要な工程だ。

論理一貫性を保つ【原則その4】

論理一貫性を保つには、常にゴールを見ているかどうかで決まる。細かいテクニックを覚えるのは、その後だ。
物事を進めていけば、意見が変わることも、方針が変わることも大いにありえるが、最終的なゴールさえ変わらなければ論理一貫性は相当のレベルで保たれる。
意見を伝える時も、相手と議論する時も、常にゴールを意識しておくことで、一貫した考えに基づいた意見となるため、論理一貫性は破綻しにくい。

一方で、全体を俯瞰できない人、ゴールを見れていない人は、いつも足元の状況に囚われてころころ意見が変わり、その意見の論理一貫性はとても脆い。
そして、意見を聞いている人にとって「その意見の目的は何なのか」と思わせてしまい、実際に目的を問われても論理的な説明ができない。

常に全体を俯瞰しゴールを見続け、相手とゴールを共有しておくことで、論理一貫性のある価値のある意見となる。