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一生懸命頑張っているのに仕事がイマイチな人へ、たった一つの処方箋

自転車


「仕事がイマイチな人」には2種類のパターンがある。
一生懸命頑張る人と、一生懸命頑張らない人だ。

一生懸命頑張らない人は全くもって問題外なのだが、一生懸命頑張っているのに仕事がイマイチという人は残念ながら結構存在するものだ。

僕は今までに多くの人を見てきたが、「一生懸命頑張っているのに仕事がイマイチ」な人に共通していることがある。
それは、「仕事のゴールが見えていない」ということだ。

今日は、一生懸命なのに仕事がイマイチで悩んでいる人は一体どうすれば良いのか、その原因と処方箋について紹介していきたい。

まず仕事が目の前に振ってきたら、考えるべきことがある。

  • この仕事は何のためか。
  • この仕事によって、後工程の人(レポート先やクライアント等)は何をするのか。

これらは、いわゆる「仕事の目的」の確認である。なぜ仕事の目的を確認する必要があるのかは敢えて言うまでもないかもしれないが、「目的を理解していない」ことを体感した、一つの体験談を紹介したい。

スターバックスに行った時だ。
ある注文をした時の合計金額が1,100円だった。その時、たまたま1万円札しか持ち合わせていなかったので1万円札をレジ係に渡した。

するとレジ係はレジから9,000円取り出して、後ろでコーヒーを作っていた別のスタッフに「お釣り9,000円確認お願いします!」と言った。
コーヒーを作っていたスタッフは「9,000円確認しました!」と元気に応答し、レジ係は私に「お先に9,000円お返しします」と言って、9,000円を渡してきた。

ここでの教訓は、後ろでコーヒーを作っていた人の仕事の目的は、「正しいお釣りを確認すること」であるはずで、「目の前のお札を数えること」ではない。仕事の目的を考えずに、「お金を数える」という手段が目的になってしまった悪事例だ。

このスターバックスの事例は非常に分かりやすく極端な事例なので、「ここまでバカなことなしない」と思う人も多いかもしれないが、案外このような「手段が目的になっている」事例はビジネスの世界でも頻繁に起こっている。
資料がクライアントの要求に応えられていない、もっと良い方法があるのに採用しない、優先順位が理解できていない等々、これらのよくあるイマイチ事例の原因は「目的が理解できていない」ことがほとんどだ。


ゴール

もう一度書く。

  • この仕事は何のためか。
  • この仕事によって、後工程の人(レポート先やクライアント等)は何をするのか。

これを、手を動かす前に考える。
ここをきちんと理解すれば、レポートや資料のアウトラインがハッキリする。つまり、情報を整理したり集めたりする前に、大きな構成が決まってくる。いわゆる「青写真」が決まる。
アウトプットの青写真が決まれば、あとは構成を埋めるための情報を集めて整理するだけだ。
寄り道もなく、効率的に仕事は進んでいく。

さらに目的をきちんと理解している人は、アウトプットの青写真だけでなく、期日や報告の形式、他の仕事との優先順位等、全てがクリアに整理される。
「あの仕事、まだ出来てないの?」
「資料の情報が細かすぎる」
「この情報、要らないでしょ」
「わざわざ説明しなくても、メールで良かったのに」
「この資料は重要だから、メールじゃなくて詳細を説明してよ」
「この仕事よりも、あっちの仕事を先に片付けなきゃ」
等と、後から言われることも無くなるのだ。

青写真が決まっていない人は、とりあえず情報を集める。
とにかく手探りで意味もなく情報を集めながら、同時に何をするか考える。多くの情報に気を取られ、色々な考えが頭をよぎって多くの寄り道をする。時間をかければ時間をかけるほど、目の前の作業は目的から大きく外れていく。
ようやく情報を集めきったと思い資料を作ってみても、クライアントの要求に合っていないということを上司から指摘されてしまう。

しかも、目的を理解していない仕事がイマイチな人は、「手を動かす」イコール「仕事」だと思っている節もあり、手を動かしていないと仕事をサボっているという謎の罪悪感に陥りがちだ。
しかし、仕事で一番大切なことは、目的を確認し、ゴールを設定するという「上流工程」を徹底的に考え抜くことだ。これが仕事の基本であり、根幹なのだ。

最後に、「とにかく頑張ります」「がむしゃらに頑張りました」は、ビジネスでは通用しないし評価されないことを肝に銘じておこう。(頑張るというのは、当たり前のことだ)


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